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急性膵炎で入院してから最終的にPET検査を経てやはり「すい臓がん」と判明!このすい臓がんとの闘いを記録に残していこうと思います。

過去ログページ

腰痛とおさらばしたい [腰痛]

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ぎっくり腰になってから5日目、緩和どころかまったく治る気配がない。

むしろますます悪化しているように思える。


その証拠に今日は10歩歩いただけでまったく動けない。



どうも立て続けに接骨院に行ってからどんどん酷くなっているような気がする。


それが原因ではないような気もするが、直後に揉むのは良くないって情報もあるし。


正直ここまで酷いのは初めてだ。


痛いながらも辛うじて歩いていたが、今回ばかりは少し歩いただけでももう立っていることが非常に困難だからだ。



俺は四つん這いになりながらハイハイしてトイレに向かった。


この痛みが早く取れますように。


今願うのはそれだけだ。






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思い出すのは辛い 本日は葬儀 [膵臓がん]

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この日はちょうど雨。




涙雨ともいうべきか。




今日は葬儀の日だ。





普段あまり着ることがないような喪服に身を包み

葬儀が行われるティア会館へ出発した。




家族葬ということでおかんが呼んでほしい身内や親しい人だけを

呼ぶつもりがイレギュラーが生じ人が増える羽目に。




まぁこれも葬儀のあるあるらしいんで今となっては笑い話だ。


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無事に葬儀を終え、遺影を持ちながら助手席に座り火葬場へ車が走り出す。




言われるがままに説明を受けて待合室に。




ここまではボーっとしていて涙すら出なかった。




が、最後の最後に火葬炉の中に入る棺を見て堪えていた涙が咳をきったように溢れだした。




身体を震わせ鼻水を垂らしながら顔をあげることが出来なかった。




しばし呆然としながら待合室へと戻る。




歩きながら鼻水を拭き取り涙を拭い去った。




焼いている間,、飯を食う。




俗にいう精進落としというやつだ。




こんなときに飯なんか食えるのかと思ったが、幸いなことにビールもありアルコールで酔いたかったためちょうど良かった。



挨拶回りなど出来る状態でもなかった。




その後、骨になってしまった姿を見たがそのときはもう涙は止まっていた。




骨はしっかりしていた。




歯もその時のままだ。




抗がん剤を一度も使用しなかったのが効をそうしたのだろうか。




モルヒネを使わなかったのが良かったのだろうか。



無くなってからはそれすらも調べるのが面倒になった




骨壺はズシンと意外にも重かった。



これがまた俺の腰痛に輪をかけているのだろう。




雨のなか葬儀が終わり、帰宅。




とにかく全てに疲れた。






何が一番疲れたって人間に疲れたわ。




イレギュラーなことが起こりすぎて精神的にもかなり疲れた。




まぁそういうのも腰痛の原因なのかな。




血が繋がっているのがそんなに大事か?




遠い親戚より近くの他人だろ。




シャシャリ出てくんじゃねー。




長い間家を空けていた俺だが病気になってからの2年は一緒にいたんだよ。




こっちにはこっちのやりかたがある。




失敗しながら覚えていくし、葬儀のプロの人に立ち振舞いなんかも聞いてるんだから問題無いんだよ。




焼香だって挨拶だって各種手続きだって葬儀やの人にちゃんと聞いてるんだから問題ないのよ。




時代も違うし、とにかく場所が違う。




そもそも本人が望んでいることを生前聞いたり、記したものを見ながら行っているだけだ。




格式張ったものが嫌いな俺がやっぱり苦手だと痛感した数日だった。




おかんの遺影と遺骨の前にお菓子を並べる。



白米より煎餅だったな。




魚は特に大好きだったな。





生きているものはいつかは死ぬ。




それが遅いか早いか、ただそれだけだ。




そーんな呪文のようなフレーズを常に自分の心に言い聞かせていた気がする。




もちろんそんなことを常におかんにも言っていた気がする。




「我が儘ばっかり言ってごめんね。これが最後のお願いだと思って。」




何回最後のお願いなんだよ(笑)と言い返したこともあった。




そして、


「こんなに心配してくれる人がいるっておかんは恵まれてるよな。普通なかなかないよ。」


と言ったら


「そうよねえ。」


とベッドの上で会話したのを覚えている。




残ってしまった野菜ジュース

冷凍庫にいれておいた玄米や黒豆

小分けにしておいたサプリメント

覆水に使ったそば粉




ふと視界に入る度に思い出してしまう。





だから




サプリは俺が少しずつ飲んでるし

ジュースも玄米も食べている。




黒豆は親父も食べれるからOKで


そば粉はどうするべきかな。




まぁクックパッドに相談しよう(笑)





ぽかんと空いてしまったベッドのスペース。

収納ケースに残されたままの衣類。





あー思い出さんようにしても思い出してしまう。






いずれ時が解決してくれるとはいえ、まだまだ時間がかかりそうだ・・・











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誰もがいつかは死ぬ!それが早いか遅いかの違いだ [膵臓がん]

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「疲れた。。。もう人生の幕引きをしたい。。。」



これがオレが聞いた母親の最後の言葉だった。


夜の22時頃だったように思える。


歯磨きをしたいと言うから歯磨きをして上げて顔を拭いてマダムジュジュのクリームを顔に塗ってあげた後だったから。



声に元気が無くなり、か細くなってきたのが目に見えてわかるようになってきたのは金曜日のお風呂の辺りだった気がする。



そして19日。


時間にして大体午前3時前だっただろうか、オレは半分眠っていた。


一緒にいたB氏が異変に気付き教えてくれた。



最期は「あーっ」と言う微かな声を発してから呼吸が止まったのだ。



そう、息が止まった。




遠目から見る微かなふとんの上下も変化が無い。



鼻や口に手を当てても風圧を感じない。



目は一点を見つめて微動だにしない。





おかんの後輩のB氏もそばにいて脈や呼吸などを確かめてくれた。


オレは慌てることはなかった。

凄く落ち着いていた。


ふーっと自分は息を吐き、お世話になっている医師会の看護ステーションに電話した。


「母親が息をしていないみたいなので来てもらえませんか?」


そう言うと電話を切った。


待っている間、どうしようもなくてタバコを数本吸っていた。


オレは二階の親父を起こしに行き、弟に連絡した。


ほどなくして夜中の玄関に似つかわしくないほどの大音量でチャイムが響き渡った。


看護師さんはおかんの目をライトで照らし、聴診器みたいなもので胸の音を確認していた。


「今、先生を呼びますので。」

そう涙ながらに話し、「頑張りましたね。」と声をかけてあげていた。


20分だろうか30分だろうか先生がやってきてよくあるドラマのシーンが行われた。


そして午前3時46分に無くなったことを告げた。


本当は3時前に息絶えていたのだろう。


だがそんなことはどうでもいい。


看護師さんが体を拭いてくれてドライアイスを置いてくれた。


親父がおかんの顔を両手で挟み「早いんだよー。」と泣いていた。

近所のkさんが朝にいつものように来てくれておかんの胸で泣いていた。


義理の妹が来て、姪っ子がきた。
お隣のおばさんもきた。



このあとは死亡診断書を取りに行き、葬儀屋さんとの打ち合わせだ。


悲しむ余裕もなくやることがいっぱい迫っていた。


俺の腰痛も悲鳴をあげている。


そろそろ肉体的にも精神的にも限界なのだろう。


カウンター越しにタバコを吸いながら、
おかんの顔を見た。


顔の回りの筋肉がゴッソリないので目をつむらせても口を閉じてもどうしても半分開いてしまう。


息を引き取るその最後の瞬間までオレはおかんのそばにいることが出来た。
おかんの願い通り、病院には丸投げしなかった。


もうわかっていた。


おかんが「後何年生きられるかわからないけど」って言ったとき、俺は頷くことしか出来なかった。


もう1ヶ月もないだろうなということも。


だから俺は今ある全ての力を振り絞り面倒を見ようと心に決めた。


もちろん、弱音も吐いたけど
最後までお菓子を渡し、アイスを食べさせ、好物の魚を焼いて食べさせた。



俺は頑張ったかな?
俺にしちゃ上出来だよな?



眠る暇もなく、掛かり付けの病院に死亡診断書を取りに行く。


そして葬儀屋との打ち合わせだ。


止まっていたら悲しみに押し潰されると本能的に悟り、動いていないとどうにも落ち着かない。


コンビニで買った焼酎をストレートで一気に喉の奥に流し込む。


酒のせいで涙腺が緩んでくる。


泣くんじゃねえと自分に言い聞かせるがダメだ。


涙を流しながら自転車を漕ぎまくった。


空を見ると東から昇ってくる朝日が無駄に眩しい。


外は何も変わらない。


いつもの毎日が始まるのだ。

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最後に食べたアイスクリーム


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最後に食べさせるつもりだったメロン


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綺麗にしてもらってた爪



PS
誰もが必ず死ぬ。


分かってはいるがやっぱり辛いね。


いろいろあったけどやっぱり親だからさ。


まぁ、でも病院行かずに最後まで家で看取れてよかった。


末期癌特有の痛みも無かったし、抗がん剤を一度も使わなかったのは正解だったかな。



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付け焼き刃の知識で対抗しても疲れるだけ [介護]

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きょうは一週間ぶりのお風呂の日。


訪問入浴は今日が初めてだ。

その前に訪問診療の先生が来て人口唾液のスプレーワセリンを持ってきてくれた。
(慶和病院から山口整形外科・内科クリニックに変更)


早速唾液のスプレーを使ってみるも特に変わりなし。


まぁそりゃそうだよね、実践しても変わらんことは分かっていたし(笑)


でも何もしないよりは何かやったほうが良いってことも分かるけど。



昨晩、いろいろと調べながらも
そういや死んだあとって救急車呼ぶと警察が来て事件性がないか調べるためにいろいろと事情聴取を家族全員に聴かれるらしい。


死んだ直後の状態で根掘り葉掘りいろいろな事を聞かれても精神的に参るわけだし。


まぁその事をかなり短縮して俺は

「救急車呼ぶと警察来て面倒なことになるんですよね?」

って言ったんだけど


先生「そのために私が来たんでしょ?」

俺「じゃあ救急車呼ばなくて良いんですね?」

先生「何で救急車?」

俺「いや、死んでるか死んでないかなんて自分等素人にはよくわからないじゃないですか?」

先生「じゃあ看護ステーションに電話して!救急車は絶対に呼ばないでね。」


と言われ

「あ、わかりました。」としか答えるしかなかった。


確かにオレの質問がアバウトすぎたため良くなかったのかもしれない。

しかしだ。
こんな状態でいろいろ質問するのも面倒だし
どうにも人の気持ちを考えないような物の言い方にはやはりげんなりしてしまう。


まぁ毎日何人もの患者や死の現場を見て慣れているんだからしょうがないのかなとは思ったけど。


素直にイエスマンになってたほうが楽だなと改めて痛感したよ。



まぁそんなこんなで


病院の先生には「は?」みたいな顔されて上から目線でモノを言われるわ、
近所の前のおっさんには訪問入浴の車のせいで自分の車が出にくいせいか「気を付けろよ!」と怒鳴られるわ。
※そのときの話を小耳に聞いていたのか、おかんが「駐車場借りようか?」って言ったけど「そこまでせんで言いよ」って返しておいた。



いつもなら爪痕を残すために少しは言い返しているはずが
なにせ思考がよく回っていなくてもう頭を下げることしかできなかったね。


そして、ただでさえメンタルが凹んでいる時に
3人がかりでおかんを湯船に運ぶ姿を見せられたら
すごく虚しさを感じてしまい涙が溢れそうになった。



少しでも気を緩めたら涙腺崩壊しそうで。


もう元のようには歩けないんだなって。


あとは最後の瞬間を待つしかないんだなって。


俺はカウンター越しに煙草を吸いながら一瞬ボーっとしてしまった。


おかんは擦れるような声で
気持ちよかった、ありがとうございます。と言っていた。



夜は親父の味噌汁を作るのも面倒で疲れたので蜆のインスタントに。


親父「しじみの味噌汁か、何でも作れるんだな!」


いやいや、それインスタントだからな!味も分からんのか!?と突っ込みたかったがそれも面倒だし止めておいた(笑)





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介護の大変さ② [介護]

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腰が痛い自分にとってうんちの処理は一大イベントだ。


どうにも思うようにはいかなく泣けてくる。


看護師さんは上手にこなしているんだが、はぁやっぱダメなのかなぁってね。



なんとかうんちの処理を終え尿取りパッドやおむつを交換。


だが、問題はその後だ。


ベッドの下側部分にずり落ちた体を枕のある上側に移動させなければならない。


これが腰が痛いと上に移動させるのも辛いのだ。



看護師さんが移座えもんシートなるものを用意してくれた。


動画を見て実践してみる。。。が上手く行かない(笑)


とりあえず後でもう一度チャレンジしてみよう。



その後訪問診療の先生がやってくる。


スマホみたいな機械でなんでも出来ちゃうんだから凄いなぁと思ったよ。


肝心の口の渇き、味覚障害に関してはどうにもならないのは分かってる。


亜鉛製剤も試したし、人口唾液なるものも検討しようとしていたからね。


たぶん無理だろうとは分かっていたが明日先生が人口唾液のスプレーを持ってくるらしい。



明日は入浴だ。


しかしあれだな。


メンタル弱っているときに怒られるとキツいな。


いつも以上に凹んでしまう。


ふっと我に返ると崩れてしまいそうで
気を紛らわすために帰りの道中にワンカップを飲み干した。(毎日飲んでいるんで意味はないんだけどねw)


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終末期の介護の大変さ [介護]

朝の電車はラッシュがきついなーと感じながら自宅へ。


夜中は大変だったかな?と思いきや
トイレには一回も行くことが無かったらしくオムツは綺麗なままだった。


近所のKさんが毎朝来てくれてうちのおかんの状態を確認してくれている。


本当に頭が下がる思いだ。


たしかに人付き合いはしっかりしている。


上っ面の付き合いでここまでいろいろな人が心配してくれるなんてなかなかいないだろう。



これが人徳と言うものなのか。



ずーっと否定し続けたおかんの性格をこの時ばかりは尊敬した瞬間だった。




そして体調は特に変わりなく食欲だけは旺盛だ。


しかもあまり食べてほしくないアイスやお菓子を欲しがる。



いつものように口のなかに入れてあげる。



なぜか動物にあげる餌やりのような感じだ。




途中にトイレにいきたいというのでベッドから起こし便器に向かう。



行きたいと思ったときには我慢が出来ず漏れちゃうことも多かったが今回はセーフだった。



まぁ俺的にはうんこや小便は別に何てことはないんだが問題は臭いだね。



あの臭さはちょっとキツくて未だに慣れない。



そういう意味では介護士さんは大変だし凄いなーと改めて思ったわけで。




ベッドに寝かしてから枕のほうに移動させるのも何かコツは無いのかと思っていたが
背中にゴミ袋のような滑るものを引いておくことで体を滑らすように移動させることが出来るため随分と楽になった。



腰痛持ちの自分としてはホントにきつかったが少しはマシになったかな。



ふと、この問題が頭をよぎる。



終末期をどう過ごすか?



自宅にいたいと思う人がいるが家族に迷惑にかかるからといって自ら病院に入院する人もいるだろう。

自分のクソの始末なんか息子や娘にしてもらいたくないってね。



たしかに家族のこと、周りのことを考えればそれが一番なのかもしれない。



ただ俺自身にも数えきれないくらいの負い目がある。



もちろん親に迷惑をかけない子供はいないとは言うのも分かってはいる。



これで罪滅ぼしをしようとしているわけではないのだが、やはり何か希望に応えてあげたいのだ。



たぶん罪悪感や自己満も含まれているのだろうし、そう見られてしまっているかもしれない。



しかし次に下血したらもうヤバいかもと言われているときに
放っておくのはどうにも胸糞が悪すぎる。



そんな時だった。



おかんが



「もう、みんなに迷惑がかかるし入院しようかな」



とポツリと呟いた。



即答はしなかったが、「夜のトイレはオムツ対応するしかないよ!そのためのオムツなんだから。」と返答した。



介護士さんが言うにはトイレは最後まで自分でしたいという人が多いそう。



6回吸収の尿取りパッドをせっかく用意したんだから使ってみて欲しいのが本音。


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いや、むしろ自分が試してみたいのは内緒だ(笑)




終焉の時が少しずつ近づいている。


気を緩めると涙が出てくるのをオレはグっと堪えた。






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足に力が入らない [介護]

3回目のKM-CARTが終わりそのまま湯治に5日行く予定のはずが急遽一泊で帰宅。


※湯治を一泊で切り上げたときの慶和病院のデータ。(2017/06/05)
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14.7まで回復している。
でもこれも一時的なものだろう。


どうやら足に力が全く入らず家に帰りたくなったとのこと。

また床擦れ対応のベッドではないのでかなり厳しかったらしい。


立っても足に力が入らないのでトイレに行くときは抱っこしないといけなかった。

軽そうに見えても腹水のためかなり重く自分の腰に直に響くのが辛い。

なんとか体をトイレまで運んでいきオムツを脱がせ便器に座らせる。

おむつにもうんちはあるが便器の縁にもうんちがついてしまった。


自分でおしりを拭くことも出来なくなったせいで代わりに拭いてあげることに。
ウォシュレットで粘りけのあるうんちをあらかた落とし紙で拭くのも困難だった。
骨と皮だらけになった身体がなんとも痛々しい。

強く擦ったり持ち上げたりしたら折れてしまうんじゃないかと思えてくる。


こうなってくるとトイレに行くのではなく
ベッドの上でオムツを交換したほうが腰にも楽だし効率的なのではないかと思った。

早速、寝たきり用オムツと尿とりパッドを用意して対応してあげることに。

しかしこのオムツ交換はトイレに行くよりも大変で難儀なものだった。
俺は始めてこのとき自分の無力さを痛感した。


弟に応援を頼み四苦八苦しながらオムツの交換に当たった。


やはり自宅で下の世話を自分でするのは無理なのだろうか。

その道のプロにまかせてしまうのがいちばんなのだろうか。


下準備もせずに挑んだ俺自身も大馬鹿だ。


エンドレスに出続けるうんこの処理をどうにかしたいと思い、ようつべで検索。

するとプロたちのオムツ交換の仕方がこれでもかと載っていた。

いやぁ便利な世の中になったなぁと感心しつつ2、3本の動画を見ながら大体のイメージを眠くなった頭の中に叩き込んだ。



時間は午前2時頃。


今度は俺一人だ。


一回目とは格段に上手くいった感がありなんとかうんこの処理とオムツ交換に成功した。



既に終電を逃していた俺はそのまま2階の絨毯で寝てしまった。


このオムツ交換さえあらかた出来れば
自宅でも看取るのは可能だなと自信がついたのもこの時だ。




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