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急性膵炎で入院してから最終的にPET検査を経てやはり「すい臓がん」と判明!このすい臓がんとの闘いを記録に残していこうと思います。

終末期の介護の大変さ [介護]

朝の電車はラッシュがきついなーと感じながら自宅へ。


夜中は大変だったかな?と思いきや
トイレには一回も行くことが無かったらしくオムツは綺麗なままだった。


近所のKさんが毎朝来てくれてうちのおかんの状態を確認してくれている。


本当に頭が下がる思いだ。


たしかに人付き合いはしっかりしている。


上っ面の付き合いでここまでいろいろな人が心配してくれるなんてなかなかいないだろう。



これが人徳と言うものなのか。



ずーっと否定し続けたおかんの性格をこの時ばかりは尊敬した瞬間だった。




そして体調は特に変わりなく食欲だけは旺盛だ。


しかもあまり食べてほしくないアイスやお菓子を欲しがる。



いつものように口のなかに入れてあげる。



なぜか動物にあげる餌やりのような感じだ。




途中にトイレにいきたいというのでベッドから起こし便器に向かう。



行きたいと思ったときには我慢が出来ず漏れちゃうことも多かったが今回はセーフだった。



まぁ俺的にはうんこや小便は別に何てことはないんだが問題は臭いだね。



あの臭さはちょっとキツくて未だに慣れない。



そういう意味では介護士さんは大変だし凄いなーと改めて思ったわけで。




ベッドに寝かしてから枕のほうに移動させるのも何かコツは無いのかと思っていたが
背中にゴミ袋のような滑るものを引いておくことで体を滑らすように移動させることが出来るため随分と楽になった。



腰痛持ちの自分としてはホントにきつかったが少しはマシになったかな。



ふと、この問題が頭をよぎる。



終末期をどう過ごすか?



自宅にいたいと思う人がいるが家族に迷惑にかかるからといって自ら病院に入院する人もいるだろう。

自分のクソの始末なんか息子や娘にしてもらいたくないってね。



たしかに家族のこと、周りのことを考えればそれが一番なのかもしれない。



ただ俺自身にも数えきれないくらいの負い目がある。



もちろん親に迷惑をかけない子供はいないとは言うのも分かってはいる。



これで罪滅ぼしをしようとしているわけではないのだが、やはり何か希望に応えてあげたいのだ。



たぶん罪悪感や自己満も含まれているのだろうし、そう見られてしまっているかもしれない。



しかし次に下血したらもうヤバいかもと言われているときに
放っておくのはどうにも胸糞が悪すぎる。



そんな時だった。



おかんが



「もう、みんなに迷惑がかかるし入院しようかな」



とポツリと呟いた。



即答はしなかったが、「夜のトイレはオムツ対応するしかないよ!そのためのオムツなんだから。」と返答した。



介護士さんが言うにはトイレは最後まで自分でしたいという人が多いそう。



6回吸収の尿取りパッドをせっかく用意したんだから使ってみて欲しいのが本音。


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いや、むしろ自分が試してみたいのは内緒だ(笑)




終焉の時が少しずつ近づいている。


気を緩めると涙が出てくるのをオレはグっと堪えた。






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やはり温熱療法は不動かもしれない・・末期癌からの生還を目指すために!


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