今日はとても寒い。

途中の喫煙所で一服し、10時15分頃病院へ。
そこから30分ほど待ち診察室に。
 
 

どうやら腹膜内にガンが増大しているため腹水が酷くなっているようだ。(腹膜播種)
アルブミンの低下を指摘したがそこではなく、腹膜の中に現れたガン細胞が原因ではないかという事らしい。
たしかに今回の肝臓の数値は低くなっており肝臓自体がそこまで原因ではないような気もする。
 
 

アルブミンの数値は相変わらす低いけど、根本的な原因はガンってのも分かってはいるんだ。
 
 
 
 

とりあえず今回の腹水に関しては利尿剤なとで様子を見ようとのこと。
 

そして今回処方された薬がこちら 
 
スピロノラクトン錠剤 
 
 
 
フロセミド錠剤
  
上記二つは利尿作用のある薬だ。
 
 
  
タケキャブ錠剤
 
こちらは前回に引き続きタケキャブ錠剤。
胃潰瘍や十二指腸などの胃酸を抑える最新の薬でピロリ菌除去にも使われる薬。
 

色々調べたし、先生も言ってたけど腹水を出しても抜いても結局は対症療法(原因を取り除く根本な治療ではない)に過ぎないということ。

また、すぐに溜まってしまうし腹水を抜くのも困難になってしまうだろう。

根本的に解決するにはやはり腹膜内のガンをどうにかしないといけないわけだし、更に突き詰めれば発生元の膵臓ガンをどうにかしないと意味がないわけで。

しかし、もうそんなことも言ってられないだろう。
 

QOL(生活の質)を保ちながら穏やかな生活を送れることを考えねばならない。

まぁ緩和ケアってやつだね。
 
もちろん、どうにかしたいという気持ちを捨てた訳じゃないし、出来る範囲でやっていこうとは思う。
少しでも盛り返しガンと共存しながら長期に渡って生きている人もいるからね。

こういうバターンは医者の想定外だし、今の医学の範疇外と言うのだろう。
現実には今の医学ではよく分かっていないことも数多く存在するし。
 

診察が終わったあとに別の部屋で訪問看護の説明を受ける。
今はまだ動けるのでこの状態だと介護保険が降りないから介護というより定期的な訪問と言っていたね。
異常があればその人を通じて病院なり医師に連絡をする云わばパイプ役のようなものだ。
 
 
現状、二階の上り降りがきつくなってきたので一階に簡易的なベッドを置こうかと考えてるみたい。
たしかに筋力の低下もあるから一階の方が何かと都合が良いだろう。
トイレへ行くのも便利だからね。
 

俺の見立てではこの1~2か月は勝負かもしれない
 

もちろん苦しい思いをして余命を生き延びるよりも穏やかに生きたほうが良いのは言うまでもない。
 

 
 
PS
腹水で気になったがソバパスター試してみるかな。これを聞いてソバのスパゲティ?かと思ったのは俺だけじゃないはず(笑)

味覚障害は相変わらずの難関だが、厚揚げとかがんもとか、つみれみたいなボソボソとしたものはマシと言ってたね。後はあら汁もそこまで苦くないと。
煮汁なんかは固形で食べるよりも吸収力が良いのでオススメなんだとか。 



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